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2013年度 生態工学会 総会報告 |
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2013年6月29日(土)13時〜14時 於:玉川大学 視聴覚センター101にて生態工学会2013年度総会が開催された。報告および承認された内容を以下に示す。
(1)総務委員会(総務部門/庶務) |
1.2012年度総会
総会(2012/6/16、北里大学獣医学部)では、2011年度の活動報告、会計(監査)報告、2012年度事業計画及び予算について審議し、承認された。
2.理事会
- 1)第1回理事会
- 2012/5/18に開催し、2012年度年次総会の議案を審議し、承認された。
- 2)第2回理事会
- 2012/10/26に開催され、各委員会活動の中間報告と今後の予定について審議・承認された。2013年次大会の開催場所、日程が審議され、2013/6/29-30、玉川大学(東京都町田市)での開催が承認された。
- 3)第3回理事会
- 2013/3/14に開催され、2013年年次大会(2013/6/29-30)、学会賞候補者の選考結果等の案件について審議、承認された。
3.総務委員会
総務委員会を4回(2012/5/18、6/16、10/26、2013/3/14)開催し、委員会活動全般につき協議した。
4.会員状況
入会勧誘を年次大会、シンポジウム等のイベントや学会誌、ホームページなどを通じて行った。2013/4/1現在の会員数は下記の通りで、2012年度末と比べ正会員6名、学生会員が4名増加となり会員全体では10名増加した。また、賛助会員については1団体の退会および入会があり、増減はなかった。
会員数 (2013.4.1現在、カッコ内は2012.4.1との比較) |
終身会員 |
: |
1名(増減なし) |
正 会 員 |
: |
336名(6名増) |
学生会員 |
: |
34名(4名増) |
合 計 |
: |
371名(10名増) |
賛助会員 |
: |
11団体14口(増減なし) |
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| 耐圧硝子工業株式会社(1口)、清水建設株式会社(1口)、ダイキン工業株式会社(2口)、株式会社フジタ(1口)、日揮株式会社(1口)、ホテイ産業研究所(1口)、株式会社サイエンテック(2口)、ヤンマー株式会社(2口)、宇宙システム開発株式会社(1口)、岩崎電気株式会社(1口)、中部エコテック株式会社(1口) |
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(2)編集委員会 |
1.生態工学会誌の発刊
生態工学会誌「生態工学」24巻2号〜25巻1号(2012年4月、7月、10月、2013年1月発刊)を発行した(内容:原著論文8、短報2、総合論文1、受賞記念寄稿2、ニュース・企画・報告2、お知らせ、投稿規程、総ページ131)。なお、2013年1月7日時点で、査読中の論文は原著論文2報である。また、24巻4号までを J−STAGE上の電子ジャーナルとして公開した。
2012年度Eco-Engineering(生態工学)掲載論文一覧
種 類 |
第24巻 |
第25巻 |
2 |
3 |
4 |
1 |
特別寄稿 |
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特集論文 |
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原著論文 |
2 |
2 |
2 |
2 |
短報 |
1 |
1 |
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総合論文 |
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1 |
解説・資料 |
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受賞記念寄稿 |
1 |
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1 |
ニュース・企画・報告 |
1 |
1 |
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2.編集委員会の実施
2012年度は1回の編集委員会および4回の定例メール会議を実施した。
3.学会賞候補者の推薦について
奨励賞候補者の推薦を行った。論文賞に関しては、該当者無しとして推薦を行わなかった。
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(3)企画委員会 |
1.日本地球惑星科学連合2012年大会(合同開催)
日 時 |
: |
2012年5月20日(日)〜25日(金) |
場 所 |
: |
幕張メッセ(千葉県千葉市) |
主 催 |
: |
日本地球惑星科学連合 |
特記事項 |
: |
セッション「惑星と閉鎖生態系における生物のシステム―微生物からヒトまで」において、5件の口頭講演と6件のポスター発表を実施した。 |
2.2012年度生態工学会年次大会(主催)
日 時 |
: |
2012年6月16日(土)〜17日(日) |
場 所 |
: |
北里大学獣医学部 十和田キャンパス(青森県十和田市) |
参加人数 |
: |
65名 |
特記事項 |
: |
一般セッション口頭発表 18課題、ポスターセッション26課題 特別講演会:「震災復興への挑戦」
@講演1「震災復興におけるメタン発酵の貢献」野池達也 (東北大学名誉教授・日本大学大学院教授)
A講演2「福島原発事故の畜産食品への影響とその克服」伊藤伸彦 (北里大学獣医学部長・教授)
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3.農業環境工学関連学会2012年合同大会(合同開催)
日 時 |
: |
2012年9月11日(火)〜14日(金) |
会 場 |
: |
宇都宮大学・峰キャンパス(栃木県宇都宮市) |
特記事項 |
: |
プログラム委員として大会の運営に協力した。また、会員によるポスター発表が行れた。
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4.生態工学定例シンポジウム(主催)
日 時 |
: |
2012年11月16日(木)10:00〜17:00 情報交換会 17:00〜19:00 |
場 所 |
: |
東京大学 中島董一郎記念ホール |
参加人数 |
: |
40名、情報交換会 18名 |
特記事項 |
: |
「未来を拓く新エネルギー、その現状と課題」
- バイオマスエネルギーの現状と課題 / 五十嵐 泰夫(東京大学)
- バイオガスの循環養殖利用 / 遠藤 雅人(東京海洋大学)
- 海洋エネルギーの現状と課題 / 木下 健(東京大学)
- 地熱エネルギーの利用の現状と課題 / 海江田秀志(電力中央研究所)
- 太陽エネルギー利用の現状と課題 / 都筑 和泰(エネルギー総合工学研究所)
- マイクロ・小水力発電への取組みと課題 / 富澤 晃(東京発電株式会社)
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5.第56回宇宙科学技術連合講演会(共催)
日 時 |
: |
2012年11月20日(火)〜11月22日(木) |
場 所 |
: |
別府ビーコンプラザ(別府市) |
主 催 |
: |
日本航空宇宙学会 |
特記事項 |
: |
オーガナイズドセッション「宇宙で生きる!〜人間居住環境拡大への取り組み〜」を企画し、21日(水)に15件の口頭講演を実施した。 |
6.定例研究会
- 第1回
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テーマ |
: |
「宇宙におけるゴミ問題」 |
日 時 |
: |
2012年5月18日(金) |
会 場 |
: |
東京文化会館 |
講 師 |
: |
木部勢至朗先生(JAXA) |
参加人数 |
: |
約25名 |
- 第2回
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テーマ |
: |
「閉鎖生態系生命維持システム物質循環の制御」 |
日 時 |
: |
2012年10月26日(金) |
場 所 |
: |
東京文化会館 |
講 師 |
: |
中根昌克先生(日本大学) |
参加人数 |
: |
約20名 |
- 第3回
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テーマ |
: |
「玉川大学LED野菜生産施設 Sci Tech Farm の紹介」 |
日 時 |
: |
2013年3月14日(木) |
場 所 |
: |
東京文化会館 |
講 師 |
: |
渡邊博之先生(玉川大学) |
参加人数 |
: |
約25名 |
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(4)表彰委員会 |
1.表彰式の実施
2012年度総会(2012年6月16日、北里大学獣医学部)後に表彰式を行ない、以下の通り表彰した。さらに、学術賞受賞者による記念講演会を行った。
- 【生態工学会賞学術賞】
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細井文樹 /スキャニングライダーを用いたボクセル法による樹木及び作物群落の垂直構造の計測
- 【論文賞】
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高田詔民 /福山港における移入多毛類の生態学的研究
- 【奨励賞】
-
金子義昂 /気泡サイズの異なる泡沫分離装置を用いた閉鎖循環式ヒラメ飼育水の処理
望月智貴 /可搬型簡易渦集積採取装置の開発とカラマツ林のテルペン類フラックス測定への応用
2.2012年度年次大会における優秀発表の表彰
2012年度年次大会(2012年6月16〜17日、北里大学獣医学部)における優れた研究発表に対して, 以下の通り表彰した。
- 【講演論文賞】
-
西村友宏、遠藤雅人、竹内俊郎
/ティラピア循環飼育の排水および固形廃棄物を用いたスピルリナの培養および栄養塩除去に関する研究
遠藤良輔、中村廣貴、渋谷俊夫、北宅善昭
/浮遊性シダ植物アゾラの連続メタン発酵によるエネルギーおよび窒素の回収に関する研究
3.被表彰者の選考
2013年度被表彰候補者について審議し、以下の通り選考した。
- 【生態工学会賞学術賞】
- 遠藤雅人 /魚類の循環養殖システム開発および物質循環利用に関する研究
- 【奨励賞】
- 石川真純 /温室内における蒸散要求度と葉のガス交換特性の季節変動 ―超音波式小型パン蒸発計を用いた実験―
内藤裕貴 /土壌線と最大植生被覆線を利用した反射率補正法に基づく植生指数(raNDVI)の提案
野見山綾介 /砂漠化進行畑作圃場における土壌の塩類集積に対する作物の物質吸収機能の影響:異なる植物種の影響
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(5)広報委員会 |
1.SEE Quick配信(メール配信)の運営
SEE Quick配信依頼に対する取り扱い方法の運用を通して、会員並びに関連学会からの情報の速やかな配信業務が成し遂げられ2012年5月10日から2013年5月10日までに282回(通算756回)情報提供を行った。今後もSEE Quickの配信業務を行いながら、問題点などを検証し改善に努める。
2.HPの更新業務について
トップページの迅速な更新と英語版の整備を行った。
3.農業環境工学関連学会2012合同大会での広報
2012年9月11日〜宇都宮大学で開催された、合同大会で学会のリーフレットなどを配布し、広報活動を行った。
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(6)国際委員会 |
若手が国際的に活躍することを念頭に、関連する情報提供を目指して学会誌に「内外の研究動向」欄と「海外情報」欄とを設定し、2012年度も引き続き会員からの寄稿と情報提供を呼びかけた。その結果、2012年度はどちらについても掲載すべきものがなかった。
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(7)事業推進委員会 |
- 産官学連携を推進し、日本農業気象学会近畿支部と共催でシンポジウムを開催。
シンポジウムでは産業界からの講演2件を担当し、産官学協力を行った。
・シンポジウム「光環境と生物」
・日本農業気象学会近畿支部と共催で実施し、参加者を広く集めた
・開催日時 2012年12月1日(土)14:00〜17:00
・開催場所 大阪府立大学 学術交流会館小ホール
・講演内容
1.人工光源とその生物への利用―各種光源の特徴およびそのリサイクル
斎藤直樹 (斎藤光源コンサルティング)
2.人工光源とその生物への利用
向阪信一 (向阪技術士事務所)
- NPO法人生態工学研究機構と連携し、研究機構事業の推進の支援を行った。
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(8)次世代科学社会活性化委員会 |
例年と同様、男女共同参画学協会連絡会運営委員として参加し、活動を行った。昨年は第10回男女共同参画学協会連絡会シンポジウム分科会にて、生態工学会所属の一人として参加した。生態工学会からの提案としてWG提案を行った。
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(9)産官学連携委員会 |
民間企業の個人会員などの研究成果を学会誌に論文として公表できるよう支援を促進。
また大学教員のマッチングを産官学連携委員会で実施。
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(10)各支部活動報告 |
1.関西支部活動報告
日本農業気象学会近畿支部と生態工学会関西支部共催のシンポジウムを2012年12月1日大阪府立大学学術交流会館で実施しました。
当日のプログラムは以下の通りで、生態工学会関西支部からの発表は2テーマでした。
1. 人工光源とその生物への応用−各種光源の特徴およびそのリサイクル(齋藤直樹)(非会員)
2. 人工光源とその生物への応用−動植物への人工光の利用(向阪信一)(生態工学会会員)
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(11)2012年度会計報告・2012年度会計監査報告 |
2012年度の会計、収支決算は収支決算書の通りである。
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