【 総務委員会(総務部門/庶務) 】
1.2003 年度総会
総会(6/7、東京水産大学(現:東京海洋大学))では、2002 年度の活動報告及び会計(監査)報告、2003年度事業計画及び予算、第2期役員選出について審議し、承認された。
2.理事会
1)
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第1回理事会(5/31)では、各委員会からの2002年度の活動報告及び会計(監査)報告、2003年度の活動計画及び予算、第2期役員選出について審議した。本件について必要な加除修正を行い、総会にて審議することとした。 |
2) |
第2回理事会(6/8)では、第2 期役員に任命された理事によるキックオフミーティングを開催した。
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3) |
第3回理事会(10/24)では、2003年度年次大会、生態工学会シンポジウム、近藤・不破両先生を囲む会の報告、各委員会・支部からの中間報告、2004、2005年度農業環境工学関連合同大会(以下研連合同大会)、法人化他について審議した。
また、2004年度研連合同大会については、関連する行事と開催間隔が短い為不参加とし、2005年度に参加することとした。尚、2004年度の研連合同大会委員については、連絡窓口として後藤理事が選任された。
法人化については、法人化検討委員会を立ち上げることとした。 |
4) |
第4回理事会(2/27)では、各委員会・支部からの今年度の活動報告、次年度の活動計画、学会法人化、学会の理念(案)を審議した。
また、日本農業工学会正会員代議員として北野理事を選任し承認された。
尚、2005年度農業環境工学関連合同大会実行委員として児玉理事及び北宅理事、委員の補佐として大政副会長が選任された。
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3.近藤次郎先生、不破敬一郎先生を囲む会
当学会の名誉会長近藤次郎先生の文化勲章のお祝いと名誉顧問不破敬一郎先生の回顧録ご出版のお祝いを「両先生を囲む会」として7月29日、虎の門パストラルにて開催し、記念品を贈呈した。
4.学会事務関連
学会活動の活性化・健全化向上を目的とした各委員会の役割・任務分担の明確化については、各委員会から役割・任務分担についての報告が出揃い、各委員会が報告事項に基づき運営を行うこととした。
学会法人化の是非検討については、法人化検討委員会を立ち上げ、学会自体の法人化及び事業部門の法人化等について検討した結果、事業推進部門を支援する為のNPO 法人を作ることとした。
5.会員現状
入会勧誘作業をホームページ、会誌、年次大会々場などを通じて行なった結果、正会員9名、学生会員4名が新たに会員となった。一方、退会者もあったため、個人会員総数は363名となった。
また賛助会員については、新規入会は無し。2企業が口数を1 口減らし、総数では22団体、34 口となった。
会員総数 |
(2004 年3 月31 日現在)
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正会員 |
321名 |
学生会員 |
42 名 |
個人会員 |
合計363 名 |
賛助会員 |
22 団体(34 口) |
【 総務委員会(総務部門/会計) 】
2003年度の会計、収支決算は収支決算書の通りである。
【 編集委員会 】
1.生態工学会誌の発刊
生態工学会誌「Eco-Engineering」を年4回、15巻2号〜16巻1号(2003年4月、7月、10月、2004年1月発刊)を発行した。
内容:特別寄稿3、特集論文6、原著論文11、短報2、総合論文1、読み物2、お知らせ(総会報告・会則他)、投稿規定、会員名簿、総頁数236。
平成15年Eco-Engineering(生態工学)掲載論文一覧 |
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第15巻 |
第16巻 |
種 類 |
2 |
3 |
4 |
1 |
特別寄稿 |
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3 |
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特集論文 |
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6 |
原著論文 |
3 |
2 |
3 |
4 |
短 報 |
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2 |
総合論文 |
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1 |
読み物 |
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1 |
1 |
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*平成16年3月31日時点での校閲・訂正中の原著論文は6編、受理済みの短報は2編
2.投稿規定等の整備
本年度に、英文投稿規定を作成し、原稿送り状を改訂した。また、論文の体裁を見直し、著者および所属をセンタリングすることとした。
3.学会賞の推薦
理事会の依頼により、2件の論文賞候補を表彰委員会に推薦した。
4.編集委員会の実施
Eco-Engineering16巻1号および2号は特集号であり、特集の編集のために拡大編集委員会を編成し、2回のメール会議および3回の編集委員会を開催した。これとあわせ、平成15年度に4回のメール会議と3回の編集委員会を実施した。
5.学会誌発刊の財政健全化
投稿および別刷り増加促進活動は会員の理解と協力を得て計画を大幅に上回る収入が得られ、財政的により健全な方向に進んだ。
また、広告収入増加を図る為、広告募集業務を一括して広告代理店に委託することとした。
6.その他
新たな企画として「海外通信レポート」を実施することとした。
【 表彰委員会 】
1.表彰式の実施
昨年6月7日、東京水産大学(現:東京海洋大学)資源育成学科100A講義室で行なわれた生態工学会第3回総会の際に表彰式を行い、以下の通り表彰した。
・生態工学会賞
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学術賞 |
玉浦裕(本学会副会長)
集光太陽エネルギーの化学エネルギー変換に関する研究 |
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同 |
北宅善昭(同理事、企画委員長)
CELSS における植物生産システム構築のための環境調節法に関する研究 |
・論文賞 |
杉浦則夫(同正会員、筑波大学農林工学系)
Spatial and Temporal Change of Microcystins
Concentration in Eutrophicated Lakes in Japan |
・技術賞 |
北海道厚岸町、ヤンマー株式会社(本学会賛助会員)、松下電工株式会社
生態工学的手法を用いたカキ種苗の大量高速生産システムの開発 |
・奨励賞 |
遠藤雅人
動物プランクトン利用による微細藻類のバイオマス変換 |
2.被表彰者の選考
被表彰候補者について審議し、以下の通り選考した。
・生態工学会賞 |
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学術賞 |
大政謙次(本学会副会長)
階層的リモートセンシングと地理情報システムによる生態工学的研究 |
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功労賞 |
斎藤隆雄(本学会副会長) |
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同 |
株式会社フジタ(本学会賛助会員) |
・論文賞 |
小島洋志(同庶務理事、企画委員会)
屋内樹木の生育制御に関する研究 |
同 |
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水谷 広(同国際理事)
マテリアル・エネルギー・フローに関する一連の研究 |
・技術賞 |
田澤信二(同理事、企画委員会)、江村薫(同関東支部長)
光による昆虫行動の物理的制御法を用いた生態工学的な昆虫制御技術の開発 |
・貢献賞 |
株式会社ダイキン空調技術研究所(本学会賛助会員) |
同 |
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大成建設株式会社(本学会賛助会員) |
・奨励賞 |
遠藤良輔
微小藻類のin situ クロロフィル蛍光顕微画像計測 |
同 |
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池亀泰央
NOAA/NDVI10 日間コンポジット画像による積雪および消雪時期の評価 |
同 |
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Han Duc Viet
A Study on Environmental and Social Problems in Deeply Flooded Areas of the Mekong Delta,Vietnam
− Analysis of Questionnaire Survey on Attitude of Residents in Dong Thap Muoi about Proposed Flood Safety Zones − |
3.受賞記念講演と学会誌への寄稿について
今年度より学会賞(学術賞)受賞者及び功績賞・技術賞受賞者には、大会での講演と会誌への寄稿を義務づけ、実施した。
4.近藤次郎先生直筆シール制作について
近藤次郎先生直筆のシールを制作し、今年度受賞者より表彰楯に貼付し、授与した。
5.奨励賞についての検討
人材育成の観点より奨励賞の基準を見直し、検討した。
【 企画委員会 】
1.生態工学会2003年度年次大会
日 時 |
: |
平成15年6月7〜8日 |
場 所 |
: |
東京水産大学(現:東京海洋大学) |
参加人数 |
: |
約80名 |
2.2003年度農業環境工学関連合同大会
日 時 |
: |
平成15年9月8〜11日 |
場 所 |
: |
岩手大学 |
3.生態工学シンポジウム
テーマ |
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「農業害虫の光による物理的防除(黄色灯による害虫防除)」 |
日 時 |
: |
平成15年10月17日 |
場 所 |
: |
埼玉会館(さいたま市) |
参加人数 |
: |
約100 名 |
4.2003年度第3回理事会時の講演会
テーマ |
|
「農業害虫の光による物理的防除」 |
日 時 |
: |
平成15年10月24日 |
場 所 |
: |
東京大学農学部 |
講演者 |
: |
田澤信二理事 |
5.2003年度第4回理事会時の講演会
テーマ |
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「宇宙科学技術連合講演会の紹介、有人宇宙システムサブグループの研究紹介、等」 |
日 時 |
: |
平成16年2月27日 |
場 所 |
: |
街づくりハウス『アキバ』4 階会議室 |
講演者 |
: |
大西充理事 |
【 広報委員会 】
1.ホームページの拡充・運用
HP の更新業務について、CSK大木より暫定的に(株)リプロ(現:(株)クロスワークス)に変更した。
委員会内で、現在のHP の問題点、運用ルール、HP リニューアル、経費などを検討した。その結果、現HPは不備も多く、その充実は、会員からの要望も高く、学会誌の内容はもとよりその隙間を埋める意味でも、重要な情報ツールである。しかし、その運営を一個人に委ねたり、役員の改選ごとに変更することは迅速性・継続性が悪く問題が残る。よって、安定的に学会のHP を運営していくためには、外部業者に委託する結論に達した。(なお、予算的にも現在の広報予算に、初期リニューアル時の追加金(10〜20万円程度)が必要ではあるが、更新経費は既存のままで可能と判断した。)
2.パンフレットの配布について
SEE-Quick、HP などでパンフレット配布依頼を呼びかけた。
【 国際委員会 】
1.海外通信レポート
編集委員会と協力し、「海外通信レポート」の実施を企画した。
【 事業推進部門 】
1.各委員会の構成
1)事業検討委員会
2)出版事業委員会
委員長 唐木 正(事業推進理事*)
3)エコシステム事業委員会(旧名称:経済特区事業委員会)
委員長 玉浦 裕(事業推進理事)
新田、村松、大政、竹内、西尾、丸山、西崎、辻、増田、諸岡、泉谷、緑川等各委員が参加しています。
西尾プロジェクト:西尾部会(西尾部会長)
丸山プロジェクト:丸山部会(丸山部会長)
事務局 玉浦研究室
4)エコツーリズム事業委員会
委員長 堀田健治(事業推進理事)
事務局 堀田研究室
5)医食住のエコヴィレッジ事業委員会
委員長 桜場宏一(事業推進理事)
6)宇宙居住委員会
委員長 |
木部勢至朗(事業推進理事) |
副委員長 |
大西 充(事業推進理事)
石川芳男 |
7)生態工学実験委員会
委員長 |
水谷 広(事業推進理事) |
幹 事 |
糸長浩司(事業推進理事) |
8)新アグリシステム委員会
委員長 |
大政謙次(事業推進理事) |
幹 事 |
増田篤稔 |
幹 事 |
田澤信二 |
幹 事 |
北宅善昭 |
委 員 |
洞口公俊 |
委 員 |
後藤英司 |
尚、幹事・委員は募集中です
2.2003年度事業内容
1)事業検討委員会
西尾委員長がエコシステム事業委員会に参加、浜益村プロジェクトに参加した。
2)エコシステム事業委員会
浜益村プロジェクトを推進した。
西尾プロジェクト、丸山プロジェクトを補佐、推進した。
エコシステム事業委員会を開催した。(11月29日)
3)エコヴィレッジ事業委員会
事業コンセプトのための調査、情報収集、ネットワーク作りを行なうため、燃料電池、環境共生住宅等のワークショップ・研究会に参加した。
「未病システム」のネットワーク構築を目指す活動を開始した。
4)生態工学実験委員会
当委員会の主たるタスクである生態工学の実践による具現化と研究組織の育成を目指して、日本大学生物資源科学部の生物環境科学研究センターの施設開放の準備を整え、03年7月号の会誌に広告した。
利用希望:無し。
5)新アグリシステム事業委員会
エコシステム事業委員会(経済特区事業委員会)と共同で特区事業について検討し、特集号を作成した。
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