| 【 総務部門 / 庶務 】 1.学会事務関連 
										
											| 1) | 事務局経費の大幅削減を目的とした業務委託先変更と事務局移転: 従来、(財)未来工学研究所に委託していた事務局業務を昨年10月に当学会の賛助会員である(株)サイエンテック社に移管し、事務局所在地も同社の事務所(神田錦町)内に移転した。その結果、当初の目的が達成された。 |  
											| 2) | 学会活動の活性化・健全化向上を目的とした各委員会の役割・任務分担の明確化: 先ず、総務委員会、事業委員会につき実施した。
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											| 3) | 学会法人化の是非検討: 法人化検討委員会を設置検討し、その報告を基に理事会で審議した。結果は次の通り。(1)社団法人化は理想的ではあるがハードルが高過ぎ困難である。(2)活動の活性化を図るために国や地方公共団体等の公的資金を導入し易くできるNPO(特定非営利活動法人)化することが好ましいと考えられる。(3)NPOをめぐる状況を見極め、その是非について更に検討すると共に法人運営の可否確認のため、NPO法に基づいた学会運営を実施してみるとした(一部着手済み)。 |  2.理事会 
										
											| 1) | 第1回理事会(メール会議、6/6-10、6/22-28、7/24-29)では、表彰委員長を寺井副会長から大政理事に交代、企画委員長を大政理事から北宅理事に交代すること、学会法人化検討委員会の委員長を西尾会計監査、委員を緑川、櫻庭、西崎の3理事にすること、厚岸シンポジウムにおいて、厚岸町、ヤンマー、松下電工に感謝状を授与すること、理事として国立環境研究所バイオエコエンジニアリング研究室稲森悠平室長、東京大学大学院工学研究科矢木修身教授、(株)エヌ・ティー・エス唐木正技術顧問の3名を追加すること、理事として賛助会員ヤンマーの増田篤稔氏を追加することを承認した。 |  
											| 2) | 第2回理事会(9/6)では、総務関係の報告、各委員会報告、学会法人化計画の審議、企画担当庶務理事を北宅理事から小島企画委員に交代することを承認した。 |  
											| 3) | 第3回理事会(12/20)では、事務局移転に伴う下期補正予算案の承認、2003−2005年度の年次大会開催地の承認、学会法人化計画および各委員会の役割・任務分担案の審議、各委員会からの活動報告を行った。また、「総務理事会」は、会則20条にあわせて今後「総務委員会」と称する事とした。 |  
											| 4) | 第4回理事会(3/7)では、各委員会からの今年度の活動報告、次年度の活動計画に関し審議した。本件は必要な加除修正を行い、次回理事会(2003年度第1回)にて審議する。生態工学会第二期役員および委員会の候補者につき審議し、次回理事会で承認することとした。 |  3.会員現状  入会勧誘をホームページ、会誌、シンポジウム会場などを通じて行なった結果、正会員25名、学生会員6名が新たに会員となった。一方、退会者もあったため、個人会員総数は365名となった。  また、賛助会員については、2企業が退会、長期会費滞納で今後も賛助が見込めない2企業を除名、入会はゼロで総数では、4団体減、16口減であった。 
										
											
												| 会員総数 | (2003年3月31日現在) |  
												| 正 会 員 | 320名 |  |  
												| 学生会員 | 45名 |  |  
												| 個人会員合計 | 365名 |  |  
												| 賛助会員 | 22団体 | (36口) |  【 総務部門 / 会計 】 2002年度の会計、収支決算は収支決算表のとおりである。 【 広報委員会 】 1.ホームページの拡充・運用ホームページの内容の充実を図り、年次大会および入会に関してはホームページから直接申し込みができるようオンライン化を進めた。
 2.パンフレットの作成A4版3つ折りのパンフレット(2000部)を作成した。
 【 企画委員会 】 1.日本学術会議・農業環境工学研究連絡委員会シンポジウム共催 
										
											| テーマ |  | 「21世紀の食料・環境問題への農業環境工学の貢献」 |  
											| 日 時 | : | 平成14年4月15日 |  
											| 場 所 | : | 東京大学弥生講堂 |  
											| 講演者 | : | 近藤次郎特別名誉会長、新田慶治会長、大政謙次理事、古在豊樹理事、橋本康顧問等 |  2.生態工学シンポジウム 
										
											| テーマ |  | 「資源循環型農林水産を目指して」 |  
											| 主 催 | : | 生態工学会 |  
											| 共 催 | : | 厚岸町、ヤンマー(株)、松下電工(株) |  
											| 日 時 | : | 平成14年7月10〜12日 |  
											| 場 所 | : | 北海道厚岸町 |  
											| 参加人数 | : | 延べ150名 |  3.生態工学会2002年度年次大会 
										
											| 日 時 | : | 平成14年9月20〜21日 |  
											| 場 所 | : | 日本大学 藤沢キャンパス |  
											| 参加人数 | : | 約100名 |  4.沖縄シンポジウム 
										
											|  |  | 「農業生産の高度化と環境保全におけるリモートセンシング・GISの活用」 |  
											| 主 催 | : | 生態工学会企画委員会、日本農業気象学会リモセン・GIS部会、 農業情報学会環境情報部会、沖縄農業研究会
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											| 日 時 | : | 平成14年11月25日 |  
											| 場 所 | : | メルパルク沖縄(沖縄市) |  
											| 参加人数 | : | 約80名 |  5.2002年度第3回理事会時の講演会 
										
											| テーマ |  | 「水産陸上飼育施設の設計について−アワビ飼育における溶存酸素濃度より見た設計アプローチ−」 |  
											| 日 時 | : | 平成14年12月20日 |  
											| 場 所 | : | 東京大学農学部 |  
											| 講演者 | : | 増田篤稔氏 |  
											| 参加人数 | : | 約20名 |  6.2002年度第4回理事会時の講演会 
										
											| テーマ |  | 「経済特区について」 |  
											| 日 時 | : | 平成15年3月7日 |  
											| 場 所 | : | 未来工学研究所会議室 |  
											| 講演者 | : | 新田慶治会長 |  【 編集委員会 】 1.生態工学会誌の発刊  生態工学会誌「Eco-Engineering」を年4回の発刊体制とし、今期は14巻2号〜15巻1号(2002年4月、7月、10月、2003年1月発刊)を発刊した。 2.投稿規程の改定  本年度内に、投稿規程の投稿料や引用文献の記述の仕方などについて改定を行った。 3.メール会議を利用した編集委員会の開催  各号の編集他・議題に関しメールを用いた編集委員会の開催を軌道に乗せた。 【 表彰委員会 】 1.表彰式の実施  昨年5月30日、中央大学駿河台記念館で行なわれた生態工学会第2回総会の際に表彰式を行ない、以下の通り表彰した。  ・功績賞 大矢晴彦(本学会 元副会長)・貢献賞 芦田 章(同 理事、前事務局長)
  また、昨年9月20日、神奈川県藤沢市六会 日本大学生物資源科学部で行なわれた生態工学会2002年度年次大会の際に表彰式を行ない、以下の通り表彰した。 
										
											| ・功績賞 | 杉山貞夫 | (顧 問) |  
											|  | 都留信也 | (顧 問) |  
											|  | 村松 晉 | (副会長) |  
											|  | 寺井 稔 | (副会長) |  2.被表彰者の選考  被表彰候補者について審議し、以下の通り選考した。 
										
											| ・生態工学会賞 |  |  
											|  | 学術賞 | 玉浦 裕(本学会 副会長) 集光太陽エネルギーの化学エネルギー変換に関する研究
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											|  | 同 | 北宅善昭 (同 理事、企画委員長) CELSSにおける植物生産システム構築のための環境調節法に関する研究
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											|  | 功労賞 | 対象者なし |  
											| ・論 文 賞 | 杉浦則夫 (同 正会員、筑波大学農林工学系) Spatial and Temporal Change of Microcystins Concentrtion in Eutrophicated Lakes in Japan
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											| ・技 術 賞 | 北海道厚岸町、ヤンマー株式会社(本学会賛助会員)、松下電工株式会社 生態工学的手法を用いたカキ種苗の大量高速生産システムの開発
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											| ・奨 励 賞 | 遠藤雅人 動物プランクトン利用による微細藻類のバイオマス変換
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											| ・その他の賞 | 該当なし |  3.受賞記念講演と学会誌への寄稿についての取り決め  次年度より学会賞(学術賞、功労賞)受賞者には、大会での講演と会誌への寄稿を義務づけること、功績賞と技術賞受賞者には、大会での講演と会誌への寄稿を依頼することとした。 【 事業検討委員会 】  1.委員会の運営  委員会及び部会の役割分担、年間スケジュールについて合議、試案を作成。試行して修正していく方針(理事会決定事項)。 2.各活動状況 1)生態工学会全体の問題として、玉浦委員長が纏めている。1/24:第1回経済特区検討委員会
 2/14:第2回委員会
 3/10:青森県に説明。『エコエンジニアリング・1.5次化タウン構想』
 以後続行中
 2)エコツーリズム関係;堀田部会長7/10〜12:厚岸『資源循環型農林水産を目指して』に参加。
 11/30:『水辺のエコツーリズム』開催。日本潜水連盟、船の科学館共催。
 3.医食住エコビレッジ関係;桜場部会長4/27:『XYZ活性酸素発光消去法を医食住に』シンポ開催。
 1/16:『共創未来』シンポ開催。
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