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2024年度 生態工学会 総会報告 |
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2024年6月29日(土)13 時00 分〜13 時45 分 於:愛媛大学樽味キャンパスにて生態工学会2024 年度総会が開催された。報告および承認された内容を以下に示す。
(1)総務委員会(総務部門/庶務) |
1.2023年度総会
総会(2023年6月24日開催:高崎健康福祉大学農学部10号館)では、2022年度の活動報告、会計(監査)報告、2023年度事業計画および予算について審議し、承認された。
2.理事会
- 1)第1回理事会
- 2023年5月31日にハイブリッド開催(東京文化会館、Zoom)し、2023年度年次総会の議案を審議し、承認された。
- 2)第2回理事会
- 2023年11月1日にハイブリッド開催(東京文化会館、Zoom)し、各委員会活動の中間報告と今後の予定について審議・承認がなされた。また、2024年度年次大会の開催場所、日程が審議され、2024年6月29-30日、愛媛大学での開催が承認された。
- 3)第3回理事会
- 2024年2月28日にハイブリッド開催(東京文化会館、Zoom)し、2023年度年次大会の準備状況が報告された。また、学会賞候補者の選考結果等の案件について審議、承認された。
3.総務委員会
総務委員会を3回(2023年5月31日、11月1日、2024年2月28日)開催し、委員会活動全般につき協議した。
4.会員状況
会員数 (2024.3.31現在、カッコ内は2023.3.31との比較) |
終身会員 |
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1名(増減なし) |
正 会 員 |
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312名(1名増) |
学生会員 |
: |
76名 (1名減) |
合 計 |
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399名(増減なし) |
賛助会員 |
: |
5団体6口(1団体2口減) |
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ダイキン工業株式会社(2口)、ホテイ産業研究所(1口)、宇宙システム開発株式会社(1口)、クリムゾンインタラクティブ(1口)、プライムデリカ株式会社(1 口)
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(2)編集委員会 |
1.生態工学会誌の発刊
生態工学会誌「生態工学」35巻2号〜36巻1号(2023年4月、7月、10月、2024年1月発刊)を発行した(内容:原著論文8、短報1、ニュース・企画・報告0,お知らせ,投稿規程、総ページ数121)。なお、2024年4月10日時点で査読中の原著論文は0報、著者修正中の原著論文が1報、受理済みの原著論文が0報であり、短報は査読中・修正中・受理済み全て0報である。また、36巻1号までをJ−STAGE上の電子ジャーナルとして公開した。
2023年度「生態工学」掲載論文一覧
種 類
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第35巻
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第36巻
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2
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3
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4
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1
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特別寄稿
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特集論文
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原著論文
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1
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1
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1
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5
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短報
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1
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総合論文
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解説・資料
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受賞記念寄稿
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ニュース・企画・報告
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2.編集委員会の実施
2023年度は6回(定例会議4回、臨時会議2回)のメール会議を実施した。
3.学会賞候補者の推薦について
奨励賞として以下の3件を推薦した。
・35巻1号 Nostoc sp. HK-01 の生活環における細胞外物質の紫外線防御と発芽と細胞分化への貢献(英文) オン 碧、ほか
・35巻2号育苗施設におけるワサビ苗の生育におよぼす環境影響評価およびそれに基づく静岡県近郊におけるワサビ生産適地の探索 風岡 菜月、 ほか
・35巻3号 店頭生育維持システムにおける光環境の違いがスイートバジルの香りに及ぼす影響の評価 坂口 直己、ほか
論文賞として以下1件を推薦した。
・34巻4号 高濃度6価クロム含有メッキ工場廃水の簡易処理方法 掛川 寿夫、ほか
4.内規の更新
臨時メール会議を行い、編集委員会委員長等が共著に含まれる際の査読プロセスに関して、以下のような取扱いとすることを定めた。
* 投稿された論文の(共)著者に編集委員長および論文担当が含まれる場合の査読について
・論文(共)著者に分野論文担当が含まれる場合、編集委員長もしくは編集副委員長が論文担当の役割を担う。
・論文(共)著者に編集委員長が含まれる場合、「Referee Checklist」の宛名および論文受理時の「受理通知」の発行者を編集委員長から編集副委員長に変更する。
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(3)企画委員会 |
1.日本地球惑星科学連合2023年大会(合同開催)
日 時 |
: |
2023年5月21日(日)〜5月26日(金) |
会 場 |
: |
幕張メッセ、オンライン(ハイブリット方式) |
主 催 |
: |
日本地球惑星科学連合 |
特記事項 |
: |
5月21日(日)にセッション「圏外環境における閉鎖生態系と生物システムおよびその応用」において、口頭発表4件(13:45〜15:00)、現地ポスター発表5件(17:15〜18:45)を実施した。また、同日にポスターフラッシュトーク(15:00-15:15)、およびオンラインポスター発表(15:30〜17:00)を実施した。 |
2.2023年度生態工学会年次大会(主催)
日 時 |
: |
2023年6月23日(金)〜6月25日(日) |
会 場 |
: |
高崎健康福祉大学 |
参 加 数 |
: |
85名 |
特記事項 |
: |
■ エクスカーション「ファームドゥ中里農場」 参加20名
■ 一般セッション口頭発表 13件、ポスターセッション 19件
■ オーガナイズドセッション 2件
「宇宙居住ビジネスの最前線」 宇宙事業推進委員会、CELSS委員会
「日本を元気にするNPOの活動」 NPO法人蔵前バイオエネルギー
■ ? 特別講演会 「循環型社会の構築と地域資源」
「群馬県農業のグリーン化について」
群馬県農政部技術支援課 グリーン農業推進主監 石井隆志
「営農型太陽光発電事業」
ファームドゥホールディングス株式会社 代表取締役社長 岩井雅之
「群馬県のバイオマスの取組と循環型社会の構築」
(一社)日本有機資源協会主幹 土肥哲哉
「陸上養殖産業と循環型社会」
東京海洋大学学術研究院 准教授 遠藤雅人
■ 新田慶治名誉会長追悼講演
「若き日の新田慶治先生」 生態工学会 特別理事 木部勢至朗
「CELSS研究と生態工学へ」 生態工学会 顧問 多胡靖宏
■ 次世代応援シンポジウム2023 次世代科学社会活性化委員会
「NAGOMI会の活動現状と新たな企画」
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3.農業環境工学関連学会2023年合同大会(共催)
日 時 |
: |
2023年9月4日(月)〜9月8日(金) |
会 場 |
: |
筑波大学春日地区、つくば国際会議場(茨城県つくば市) |
特記事項 |
: |
9月6日(水)農業環境工学関連学会2023年合同大会公開シンポジウム-農業環境工学の未来像-(茨城県つくば市)において、船田会長が循環型社会の構築のための生態工学会の使命と貢献について講演されるとともに、他学会代表とのパネルディスカッションに参加した。 |
4.第66回宇宙科学技術連合講演会(共催)
日 時 |
: |
2023年10月17日(火)〜10月20日(金) |
会 場 |
: |
富山国際会議場・ANAクラウンホテル富山(富山県富山市) |
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オーガナイズドセッション:「宇宙で生きる! 〜宇宙居住と物質循環〜」 |
特記事項 |
: |
3年ぶりのリモート無、対面のみの学会であった。参加者は1600人以上と思われ、昨年よりも300人以上大幅に増加したようである。「宇宙で生きる!」ではECLSSに関する17件の発表が有った。Gatewayへ搭載予定のCO2除去装置、微量有害ガス制御装置、圧力制御装置の発表もあり、国内では初めての発表だと思われる。会場からは非常に多くの質問があり、活気のある学会発表であった。企業の展示も多く宇宙開発の大きなうねりを感じる学会であった。 |
5.日本マイクログラビティ応用学会 第35回学術講演会 (JASMAC-35)
日 時 |
: |
2023年10月25日(水)〜10月27日(金) |
会 場 |
: |
沖縄産業支援センター(一部オンライン開催) |
特記事項 |
: |
10月26日(木)にオーガナイズドセッション「ECLSS・宇宙惑星居住」において、下記の口頭発表を3件実施し、活発な議論が行われた。
「有人宇宙学:宇宙移住のための3つのコアコンセプト」
山敷庸亮、京都大学・SIC有人宇宙学研究センター代表
「宇宙海洋と宇宙養殖の概念」
遠藤雅人、東京海洋大学
「人工重力と月面・火星での居住施設」
大野琢也、鹿島建設
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6.定例研究会
第1回
日 時 |
: |
2023年5月31日 |
タイトル |
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成層圏微生物から惑星保護へ |
演 者 |
: |
電力中央研究所サステナブルシステム研究本部
気象・流体科学研究部門 三木健司 氏 |
第2回
日 時 |
: |
2023年11月1日 |
タイトル |
: |
ペロブスカイト太陽電池の界面処理技術 |
演 者 |
: |
産業技術総合研究所 ゼロエミッション国際共同研究センター
有機系太陽電池研究チーム 古郷敦史 氏 |
第3回
日 時 |
: |
2024年2月8日 |
タイトル |
: |
ゲノム科学で探る生態系を構成・維持するために必要不可欠な生物・遺伝子 |
演 者 |
: |
かずさDNA研究所 先端研究開発部
植物ゲノム・遺伝学研究室 白澤健太 氏 |
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(4)表彰委員会 |
1.表彰式、受賞記念講演の実施
2023年6月24、25日に高崎健康福祉大学で開催された2023年度年次大会にて、以下の通り表彰した。
- 【生態工学会賞(学術賞)】
-
中根 昌克 氏
/ 「生態工学分野への工学的手法の応用に関する研究」
- 【生態工学会賞(功労賞)】
-
加藤 浩 氏
/ 「生態工学会初のオンライン年次大会の盛会および委員会活動に対する功績」
- 【奨励賞】
-
島田 明典 氏
/ 「低圧環境下におけるトレニア‘ドワーフブルー’の生育と花芽形成」
- 【優秀講演賞】
-
佐久間 哲 殿
/ 「持続可能な水耕栽培の実現に向けたメタン発酵消化液利用の検討 ?好酸性硝化によるリンの利用可能性の向上?」
地子 智浩 殿
/ 「再エネ活用植物工場におけるエネルギー自給自足の取組みと課題」
齋藤 洸太 殿
/ 「植物工場における光学シミュレーションを用いたコマツナ葉光合成速度推定の妥当性検証」
高瀬 由杏 殿
/ 「地上と擬似微小重力環境で栽培されたトマト種子の形態と種子内主要元素の分布」
2.被表彰者の選考
2024年度被表彰候補者について審議し、以下の通り選考した。
- 【論文賞】
- 掛川 寿夫 氏
/ 「高濃度6価クロム含有メッキ工場排水の簡易的処理方法」(34巻4号)
- 【奨励賞】
- オン 碧 氏
/ 「Contribution of extracellular substances to cell protective abilities against UV radiation and differentiation of germination, vegetative cells and hormogonia, during their life cycle in Nostoc sp. HK-01 (Nostoc sp. HK-01の生活環における細胞外物質の紫外線防御と発芽と細胞分化への貢献)」(35巻1号)
- 【奨励賞】
- 風岡 菜月 氏
/ 「育苗施設におけるワサビ苗の生育におよぼす環境影響評価およびそれに基づく静岡県近郊におけるワサビ生産適地の探索」(35巻2号)
- 【奨励賞】
- 坂口 直己 氏
/ 「店頭生育維持システムにおける光環境の違いがスイートバジルの香りに及ぼす影響の評価」(35巻3号)
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(5)広報委員会 |
1.SEE Quick配信(メール配信)の運営
SEE Quick配信依頼に対する取り扱い方法の運用を通して、会員および関連学会からの情報の速やかな配信業務が成し遂げられ、2023年4月1日から2024年3月31日までに80回(2250より2329号)情報提供を行った。配信内容としては、学会主催のイベントの開催案内の他、関連学協会からの団体からのお知らせ、および会員からのイベント開催案内、ならびに公募情報等であった。
2.ホームページの内容の更新
会員および一般の方へ、生態工学会の情報伝達を迅速に行うことを目的に、ホームページのコンテンツ確認作業を行い、適宜内容を更新した。
3.生態工学会リーフレットの改訂
生態工学会リーフレットの記載内容(第12期役員名簿等)の改訂を行い、HP内の内に掲載した。また、農業環境工学関連学会2023年合同大会(つくば)会場にて、リーフレットを配布し、生態工学会の認知度向上に努めた。
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(6)国際委員会 |
International Astronautical Congress(国際宇宙会議)(2023年10月2日〜6日、バクー(ア
ゼルバイジャン))に参加した。
生態工学関連では、「A1.7 Life Support, habitats and EVA Systems」セッションにおいて、ロ
シア、イタリアから、宇宙における衛生、二酸化炭素低減、水処理、ストレス軽減に関する4件
の講演があった。
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(7)産学連携委員会 |
【「食は未来の健康への投資】シンポジウム開催】
産学連携委員会と関西支部の主催で食と健康をテーマとしたシンポジウムを下記のとおりにオン
ラインで開催した。(約60名あまりのお申し込み、ご参加をいただいた。)
日 時 |
: |
2024年3月7日? 14:00〜16:00 |
受講対象 |
: |
生態工学会会員・同賛助会員企業ほか関係学会・機関、ご関心のある皆様 |
主 催 |
: |
生態工学会 産学連携委員会、関西支部 |
内 容 |
: |
・話題提供、講演 (14:05〜15:20)
・「美味しさの感性評価」
住化分析センター大阪ラボラトリー 副所長 松岡康子氏
・「植物工場野菜の成分、香り」
大阪公立大学大学院農学研究科 准教授 山口 夕氏
・「食健幸プロジェクト」
神戸大学医学部附属病院栄養管理部部長/糖尿病・内分泌内科 特命講師 高橋路子氏
・パネルディスカッション(15:25〜15:55)
・ファシリテーター 生態工学会 関西支部長 伊能利郎
・パネラー 上記講演者+ダイキンアプライドシステムズ食品エンジG 佐藤道男氏 |
【コメント】 |
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・新しく企画した食と健康をテーマとしたオンラインによるシンポジウムには、多方面からのご参加をいただき、食と健康をテーマとした異分野のスペシャリストによる講演は「大変興味深
く聴講出来た」と好評であった。
・第二弾開催を望む声も多数聞かれたことから、支部イベントだけではなく、全国の学会員の皆様にもご聴講、ご意見をいただく機会を設け、内容のブラッシュアップを図り、本テーマが継続して取り組み出来る仕組みづくりも構築していきたい。
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(8)次世代科学社会活性化委員会 |
【活動】
引き続き、男女共同参画学協会連絡会の運営委員として活動を継続している。生態工学会は、男女共同参画学協会連絡会内で、日本宇宙生物科学会と供に、「男女共同参画学協会連絡会」に関する問題洗い出しWG活動を行っている。NAGOMI会も同様に継続している。2023年度後半より総務委員会の協力を得て個別zoomを利用している。引き続き活動する。
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(9)将来構想担当委員会 |
図1 2024年現在における,入会年度ごとの在会・休会・退会の状況(1988〜2023)。その年度に入会した会員が,現在どの区分(在会・休会・退会)に属しているかを示している。例:1988年には72名の入会があった。そのうち,現在の在会者は15名,休会者は20名,退会者は37名であった。
図2 2024年現在における,入会年度ごとの在会者の会員種別
図3 2024年現在における,所属住所が判明している在会会員の国内分布
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(10)CELSS委員会 |
1.日本地球惑星科学連合2022年大会@幕張メッセ、2023年5/21-5/26
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A-OS14 陸域海洋相互作用ー惑星スケールの物質輸送
[AOS14-03] 有人宇宙探査のための物理化学的生命維持装置
★招待講演:桜井 誠人1 (宇宙航空研究開発機構)
[AOS14-04] ANALYSIS OF THE LIFE SUPPORT SYSTEM AND QUALITY OF LIFE ELEMENTS OF THE CURRENT HUMAN SPACE EXPLORATION
市村 周一、山敷 庸亮 (京都大学大学院総合生存学館)
[AOS14-05] 地球-月圏および火星における太陽系小天体の衝突リスク
★招待講演:吉川 真1 (1.宇宙航空研究開発機構)
[AOS14-06] What we are learning from Biosphere 2 about Biosphere and beyond
★Invited Papers:*John Adams1 (1.University of Arizona Biosphere 2)
[AOS14-07] 宇宙海洋創出のための宇宙養殖技術
★招待講演:遠藤 雅人1 (1.東京海洋大学)
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2.有人宇宙学(宇宙移住のための3つのコアコンセプト) 山敷庸亮編
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Part 2 コアバイオーム
Chapter 1 宇宙海洋と宇宙養殖 遠藤雅人
Chapter 3 空気再生、水再生、廃棄物除去 桜井誠人
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3.JAXA広報誌JAXA’s No.091 P 6-7特集「科学者と読み解く「月世界」が描く夢の先」(ジュールベルヌの「月世界へ行く」を題材) 桜井誠人
4.【日本学術会議】「未来の学術振興構想」「月での持続可能な社会の構築を目指した「アカデミック・ハブ」構想による分野横断的な学術の振興」に関する発表が9月ごろにあり、採択されていた場合、具体化へ向けて外部資金申請の準備を行う。
5.2023年度SPACE FOODSPHERE全体会合開催スケジュール
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第1回 4月20日(木)オンライン開催←済
第2回 5月25日(木)オフラインMix開催←済
第3回 6月21日(水)オフライン限定開催(予定)
以下月一回のペース
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6.令和5 年度の宇宙無人建設革新技術開発「宇宙を目指す建設革新会議」スターダストプログラム「月の縦孔での滞在開始用ベースキャンプの最小形態と展開着床機構の開発」がフィージビリティスタディから本研究へ進んだ。
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(11)宇宙事業推進担当委員会 |
1. 宇宙事業推進委員会からの情報提供として、生命維持、宇宙居住を中心とした宇宙技術、ビジネスに関連するニュース、イベント、助成金等の情報をSEE Quickで配信した。(第9回:2024/4/11)
2.CELSS委員会と協力し、2024/6/29-30に開催が予定されている2024年次大会でのオーガナイズ
ドセッションを以下の通り企画検討中。
[OS名称] |
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宇宙での食料生産
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[発表内容] |
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「食料生産の社会実装」宮嶋宏行(国際医療福祉大学)
「宇宙栄養・食料学」二川健(徳島大学)
「地球と火星における持続可能な農業の構築:ARCS技術の応用」
丹賀直美(合同会社ARCS)
「袋型培養槽を用いた月面及び軌道上における野菜栽培システムの検討」
天野 健太郎(株式会社竹中工務店)
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(12)循環型社会構築担当委員会 |
1. 循環型社会構築委員会 キックオフミーティングの開催
日 時 |
: |
2023年12月12日(火)15:00〜16:30
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会 場 |
: |
Zoomによるオンライン開催
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参 加 者 |
: |
2023年12月12日(火)15:00〜16:30
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特記事項 |
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会議では委員会設立趣旨や次回の年次大会のオーガナイズセッションの開催等当面
の活動方針を決定した。
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(12)各支部活動 |
【北海道・東北支部】
特筆事項なし
【関東支部】
関東地区としての活動を行えなかった。
【東海支部】
東海地区の他学会の支部との合同開催を模索したが、昨年度は開催できなかった。
【関西支部】
【日本農業気象学会近畿支部との合同シンポジウム開催】
・本年度は日本農業気象近畿支部の一般発表会の発表件数が多く見込まれたため、生態工学会との共催シンポジウムは実施せず。
【「食は未来の健康への投資】シンポジウム開催】
産学連携委員会と関西支部の主催で食と健康をテーマとしたシンポジウムを下記のとおりにオンラ
インで開催した。(約60名あまりのお申し込み、ご参加をいただいた。)
日 時 |
: |
2024年3月7日? 14:00〜16:00 |
場 所 |
: |
オンライン(zoom)開催 |
受講対象 |
: |
生態工学会会員・同賛助会員企業ほか関係学会・機関、ご関心のある皆様 |
主 催 |
: |
生態工学会 産学連携委員会、関西支部 |
内 容 |
: |
・話題提供、講演 (14:05〜15:20)
・「美味しさの感性評価」 住化分析センター大阪ラボラトリー 副所長 松岡康子氏
・「植物工場野菜の成分、香り」 大阪公立大学大学院農学研究科 准教授 山口 夕氏
・「食健幸プロジェクト」
神戸大学医学部附属病院栄養管理部部長/糖尿病・内分泌内科 特命講師 高橋路子氏
・パネルディスカッション(15:25〜15:55)
・ファシリテーター 生態工学会 関西支部長 伊能利郎
・パネラー 上記講演者+ダイキンアプライドシステムズ食品エンジG 佐藤道男氏
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コメント |
: |
・日本農業気象学会近畿支部との合同シンポジウムは本年度の開催はされなかったが、次年度は開催を目指したい。
・新しく企画した食と健康をテーマとしたオンラインによるシンポジウムには、多方面からのご参加をいただき、食と健康をテーマとした異分野のスペシャリストによる講演は「大変興味深く聴講出来た」と好評であった。
・第二弾開催を望む声も多数聞かれたことから、支部イベントだけではなく、全国の学会員の皆様にもご聴講、ご意見をいただく機会を設け、内容のブラッシュアップを図り、本テーマが継続して取り組み出来る仕組みづくりも構築していきたい。
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【四国支部】
日本生物環境工学会四国支部主催の講演会に共催した。
時 間 |
: |
2023年6月10日(土) 13:30-15:00 |
U R L |
: |
https://kagawa-u-ac-jp.zoom.us/j/88097014704 |
ミーティングID |
: |
880 9701 4704 |
講演タイトル |
: |
「植物生産における緑色光照射技術(仮)」 |
講 師 |
: |
株式会社四国総合研究所 工藤りか 氏
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【九州支部】
・日本農業気象学会九州支部の後援(鹿児島大学農学部,2023年12月)
・継続的な会員募集
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