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基本方針
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 生態工学会 2009年度 事業計画  
【 総務委員会(総務部門/庶務) 】

1.学会運営

事務局業務の委託先を昨年度、株式会社アドスリーに変えることにより、事務局運営の安定化を図ることができたが、今年度も同委託先と学会総務部門/庶務との連携を密にし、この状態を維持しつつ、会員サービスの更なる向上を図る。

2.学会活動の活性化

年1回の定例シンポジウム開催を定常化し、昨年から設けている研究部会の活動を推進するなど、学会活動の一層の活性化をはかる。

3.支部活動の支援

各支部が主催するシンポジウムなどの活動を支援する。

4.会員数の拡大

年次大会・イベント等を通じ、魅力ある学会をPRし、勧誘に努める。

5.総会、理事会、評議員会、総務委員会の開催

年次総会のほか、理事会(年3回)、評議員会(年1回)、総務委員会(年4回)を適宜実施し、会員の意向を適切に反映させた学会運営を目指す。


【 編集委員会 】

1.生態工学会誌の発刊

21巻2号〜22巻1号までの計4回の発刊を行う。随時、特集企画を組んで紙面の充実を図るとともに、総合論文、特集記事などの投稿依頼を積極的に行う。また、原著論文の投稿増加を目指す。なお、第21巻3号より編集・発行業者を西村謄写堂に変更する。

2.投稿規程等の整備

必要に応じて投稿規程等を実態に即した形に随時改定する。

3.原著論文の査読体制についての整備

必要に応じて原著論文の査読体制を実態に即した形に随時改定する。

4.学会誌電子ジャーナルの公開

今年度も科学技術情報発信・流通総合システム「J-STAGE」において、本学会誌を電子ジャーナルとして公開する。公開に関する詳細については、利用状況を参考にしながら必要に応じて改定する。


【 表彰委員会 】

1.表彰式の実施

2009年6月19日の総会後に表彰式を行ない、2008年度被表彰者を表彰する。

2.受賞記念講演と学会誌への寄稿

2009年6月19日の表彰式に続いて,生態工学会賞学術賞および功労賞の受賞者(法人を除く)による記念講演会を行なう。また,学会賞受賞者に会誌への寄稿を行う。

3.被表彰者の募集と選考

各賞の被表彰者の募集および候補者の選考を表彰規定に基づき実施する。


【 企画委員会 】

1.2009年度生態工学会年次大会(主催)

日  時 2009年6月19(金),20日(土)
場  所 筑波大学 大学会館(つくば市)

2.日本地球惑星科学連合2009年大会(合同開催)

日  時 2009年5月16日(土)〜21日(木)
場  所 幕張メッセ(千葉県千葉市)
主  催 日本地球惑星科学連合
特記事項 セッションへの参加は行わなかったが、「教育問題検討委員会」および「男女共同参画委員会」に出席した。

3.農業環境工学関連学会2009年合同大会(合同開催)

日  時 2009年9月15日(火)〜18日(金)
場  所 東京大学 駒場Tキャンパス
参加学会 日本農業気象学会,生態工学会,農業機械学会,農業施設学会
特記事項 オーガナイズドセッション参加
オーガナイザー 遠藤雅人 理事・増田篤稔 理事
セッションタイトル 水産における物質循環と複合養殖
内  容 現在、水産養殖分野における窒素・リン等の環境への負荷が大きな問題となっている。本OSでは水産養殖に関わる水棲生物の飼育・培養における物質循環を理解し、複合養殖等に代表される環境に負荷を与えない物質循環型システムの開発に関する試みについて紹介する。

4.第53回宇宙科学技術連合講演会(共催)

日  時 2009年9月9日(水)〜11日(金)
場  所 京都大学吉田南キャンパス
主  催 日本航空宇宙学会
特記事項 オーガナイズドセッション参加
オーガナイザー 大西 充 副委員長・北宅善昭 委員長
セッションタイトル 「宇宙で生きる!〜地球・宇宙圏での人間生存環境〜」
内  容 宇宙で生きるための閉鎖生態系生命維持技術をキーワードとして、地球上へのフィードバックも念頭に置いた、将来の宇宙での人類の生存のための物質循環およびエネルギー利用について議論する。また、宇宙居住に適用される技術は航空宇宙工学と生態工学に共通するものであり、日本航空宇宙学会と生態工学会が連携を深めることで一層の発展が見込まれる。

5.生態工学定例シンポジウム(主催)

日 時 2009年11月6日(金)
場 所 東京大学 弥生講堂一条ホール

6.定例研究会

理事会後に実施する予定

・第1回

テーマ「根圏細菌を利用したバイオ水素発酵の可能性」
日  時 2009年5月29日
場  所 東京文化会館 
講  師 土肥哲哉 氏(東京大学大学院農学生命科学研究科)

第2回以降も予定


【 広報委員会 】

1.SEE Quick配信(メール配信)の運営

円滑なSEE Quickの配信業務を行うとともに、問題点などを検証し改善に努める。

2.HPの内容の更新

迅速なHPの内容の更新と整備を行い、会員への情報提供を行う。ならびに、メール他でHPに関する会員の要望などを調査し、HPの充実につなげる。


【 国際委員会 】

1.海外通信レポート

編集委員会と協力し「海外通信レポート」の企画を継続したいと考えている。実施内容は、これまでと同様、偶数号に掲載を予定する。*

*:現在、記事を欧米の宇宙関連の生命維持研究者に呼びかけているが未入稿。

【事業推進委員会】

1.生態工学に関する研究会の開催

生態工学に関する定例研究会(年4回6,10,1,3月の第3金曜日)を実施する。

2.研究会に関連する情報の公開

研究会に関連するメルマガの発行

3.APS研究会の支援事業

アジア太平洋サンベルト開発研究会(東工大)の支援事業を行う。


【研究部会】

1.循環式水棲生物飼育研究部会(研究代表者:竹内俊郎)

1)農業環境工学関連学会2009年合同大会(2009年9月15日(火)〜18日(金)、東京大学 駒場Tキャンパス)にて下記のオーガナイズドセッションを企画し、実施する。

<OS - 3>水産における物質循環と複合養殖
内 容 現在、水産養殖分野における窒素・リン等の環境への負荷が大きな問題となっている。本OSでは水産養殖に関わる水棲生物の飼育・培養における物質循環を理解し、複合養殖等に代表される環境に負荷を与えない物質循環型システムの開発に関する試みについて紹介する。
オーガナイザー 遠藤雅人(東京海洋大学)、増田 篤稔(ヤンマー(株))
プログラム 16日(水) A会場
14:45〜15:05 遠藤雅人、竹内俊郎 「養魚廃棄物を用いた餌料生物培養の試み」
15:05〜15:25 小林孝幸、長瀬俊哉、竹内俊郎 「排水再利用型ワムシ培養システムの開発」
15:25〜15:45 増田 篤稔 「微細藻類培養に関するガス動態」
15:45〜16:05 北宅 善昭、平井 宏昭、サイフル イスラム 「サツマイモ水上栽培とティラピア養殖を組み合わせた複合生産システムの開発」
16:05〜16:25 菊池 弘太郎 「閉鎖循環式での複合養殖の試み」
16:25〜17:00 総合討論

2) 2010年2月にミニシンポジウムを企画・実施する予定である。

2.生物生産イノベーション研究部会(研究代表者:大政謙次)

3.都市・地域計画研究部会(研究代表者:西崎進治)

本研究部会では、都市・地域計画を立てる際に、何をどのようにして進めてゆくかと云った計画基準を先ず検討する。さらに、国内の実際の地域を選定し、その計画を実施することまでを研究の範囲とする。


【支部活動計画】

九州支部

引き続き、会員増加活動を行うとともに、2010年度生態工学会年次大会を沖縄で開催するための準備を行う。
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