生態工学会
生態工学会とは? 活動状況 生態工学会誌 入会案内 リンク トップ頁
基本方針
生態工学シンポジウム「宇宙先端生命維持システムと微生物利用」

< 概 要 >

【開 催 日】

2005年4月6日(水)10:30〜17:00(受付開始10:00)

【開催場所】 日本科学未来館 7階 みらいCANホール
所在地:〒135-0064 東京都江東区青海2丁目41番地
TEL :03-3570-9151(代表) FAX :03-3570-9150
URL :http://www.miraikan.jst.go.jp
【参 加 費】 2,000円

【開催趣旨】

 これまで日本の宇宙開発においては総合科学会議から独自の有人宇宙開発に関しては研究開発を認められなかった状況でしたが、中国の有人宇宙船神船の打ち上げが成功し、総合科学会議でも有人ミッションを考えるべきであると言う雰囲気になってきております。

 これを契機にJAXAでも将来の研究開発を視野に入れた長期ビジョンの作成が進められております。有人ミッションを達成するためには輸送手段の確保と生命維持技術が不可欠になります。

 これまで、生命維持技術の構築に関しては、ステーション等に使われる環境制御生命維持システムの研究が細々と続く状況でありました。

 しかし、月や火星での人間の生存を確保するための先端的な生命維持技術と現状の生命維持技術の間には、格段のギャップがあります。米国でも技術開発にどのように取り込んでいくべきか大きな問題となっており、国際協力を呼びかけてきております。

 この度、NASAの先端生命維持技術における微生物利用の専門家であるJay Garland博士が来日することになり、日本の関係者との幅広い交流を希望されております。

 そこで生態工学会では、この機会に、日米における宇宙先端生命維持技術についての意見交換と、日本独自の有人宇宙活動計画を検討する契機とすることを目的として、下記の要領でシンポジウムを開催します。

【主  催】

生態工学会

【協  力】 日本科学未来館
【後  援】

宇宙航空研究開発機構、環境科学技術研究所、未来工学研究所

【協  賛】

日本航空宇宙学会、日本宇宙生物科学会、日本農業工学会、
日本生物環境調節学会、日本植物工場学会、農業情報学会、農業施設学会、
農業機械学会

【プログラム】

10:00〜10:30 受 付
10:30〜10:40 開会の挨拶 生態工学会会長 新田慶治
10:40〜11:05 「先端生命維持システムと宇宙農業」
新田慶治 氏(環境科学技術研究所(IES))
11:05〜11:30 「JAXAの宇宙開発中長期戦略」
木部勢至朗 氏(宇宙航空研究開発機構(JAXA))
11:30〜11:55 「JAXA生命維持ワーキンググループの活動」
大井田俊彦 氏(JAXA)
11:55〜12:20 「宇宙農業構想における微生物生態系の利用」
山下雅道 氏(JAXA)
12:20〜13:00 昼 食
13:00〜13:45 特別講演「NASAにおける宇宙先端生命維持システムと微生物利用」
Jay Garland 氏(NASA)
13:45〜14:10 「高温肥料菌の利用」
大島泰郎 氏(東京薬科大学)
14:10〜14:35 「微生物集団による土壌の創成」
大森正之 氏(埼玉大学)
14:35〜15:00 「宇宙農場での植物栽培」
北宅善昭 氏(大阪府立大学)
15:00〜15:05 休 憩
15:05〜15:30 「閉鎖型生態系実験施設に導入するための生物系廃棄物処理技術の検討」
遠藤政弘 氏(IES)
15:30〜15:55 「物質のバランスとCEEF内での居住生活」
多胡靖宏 氏(IES)
15:55〜16:00 休 憩
16:00〜16:50 講演者によるパネルディスカッション
コーディネーター:北宅善昭 氏(大阪府立大学)
16:50〜16:55 閉会の挨拶
17:30〜19:00 懇親会

【本件に関する連絡先】

〒101-0054 東京都千代田区神田錦町1-4 滝本ビル3階
生態工学会事務局内
生態工学シンポジウム事務局 吉田敏宏
TEL:03-3520-9500 FAX:03-3518-4740 e-mail:office@see.gr.jp

参加申込はこちら→


| 生態工学会とは | 活動状況 | 学会誌 | 入会案内 | トップ |

生態工学会事務局  E-mail: office @ see. gr. jp