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2022年度 生態工学会 総会報告 |
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2022年6月24日(金)13 時00 分~13 時45 分 於:東京農工大学府中キャンパス/Web開催(Zoom)にて生態工学会2022 年度総会が開催された。報告および承認された内容を以下に示す。
(1)総務委員会(総務部門/庶務) |
1.2021年度総会
総会(2021/6/25オンライン開催)では、2020年度の活動報告、会計(監査)報告、2021年度事業計画及び予算について審議し、承認された。
2.理事会
- 1)第1回理事会
- 2021/5/26に開催し、2021年度年次総会の議案を審議し、承認された。
- 2)第2回理事会
- 2021/10/22に開催され、各委員会活動の中間報告と今後の予定について審議・承認された。
- 3)第3回理事会
- 2022/2/24に開催され、2022年度年次大会の開催場所、日程が審議され、2022/6/24-25、東京農工大学での開催が承認された。
また、学会賞候補者の選考結果等の案件について審議、承認された。
3.総務委員会
総務委員会を3回(2021/5/26、10/22、2022/2/24)開催し、委員会活動全般につき協議した。
4.会員状況
会員数 (2022.3.31現在、カッコ内は2021.3.31との比較) |
終身会員 |
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1名(増減なし) |
正 会 員 |
: |
309名(1名減) |
学生会員 |
: |
86名 (10名増) |
合 計 |
: |
396名(9名増) |
賛助会員 |
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6 団体 8 口(2団体3口増) |
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ダイキン工業株式会社(2口)、ホテイ産業研究所(1口)、宇宙システム開発株式会社(1口)、クリムソンインタラクティブ(1口)、株式会社荏原製作所(2 口)、プライムデリカ株式会社(1 口) |
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(2)編集委員会 |
1.生態工学会誌の発刊
生態工学会誌「生態工学」 33巻2号~34巻1号(2021年4月、7月、10月、2022年1月発刊)を発行した(内容:原著論文10、短報2、特別寄稿0、ニュース・企画・報告0,お知らせ,投稿規程、総ページ数122)。なお、2022年4月22日時点での査読・著者修正中の論文は、原著論文2報、短報0報、受理済み原著論文0報、受理済み短報0報である。
また、34巻2号までをJ-STAGE上の電子ジャーナルとして公開した。
2021年度「生態工学」掲載論文一覧
種 類
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第33巻
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第34巻
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2
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3
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4
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1
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特別寄稿
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特集論文
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原著論文
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1
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4
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4
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1
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短報
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1
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1
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総合論文
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解説・資料
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受賞記念寄稿
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ニュース・企画・報告
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2.編集委員会の実施
2021年度は4回のメール会議を実施した。
3.学会賞候補者の推薦
奨励賞として以下の4件を推薦した。
・33巻1号 近赤外線遮光資材下で栽培したワサビ根茎の生育とアリルイソチオシアネート含有量に及ぼす透過光の影響、奥岡佳純ほか
・33巻2号 異なる生育ステージにおける葉と郡落レベルで得られた裸麦葉のRGB値に基づいたSPAD値の推定(英文)、劉宇ほか
・33巻3号 赤色光への UV-A、青色光、遠赤色光の付加照射がアオシソの生育と機能性成分に与える影響(英文)、泊由紀子ほか
・33巻3号 可視・近赤外分光用小型デバイスを用いた果皮色の異なるトマト果実用予測モデルによる可 溶性固形分と酸度の決定(英文)、山岸鈴香ほか
論文賞は該当なしとして報告した。
4.Express論文の投稿料
Express論文に関して、掲載料の見直しを行った。併せて完成度の低い論文に対処するため、「Express論文受け付けから通常論文受付に変更になる場合がある」旨を記載することにした。
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(3)企画委員会 |
1.日本地球惑星科学連合2021年大会(合同開催)
日 時 |
: |
2021年5月30日(日)~6月6日(日) |
会 場 |
: |
オンライン開催 |
主 催 |
: |
日本地球惑星科学連合 |
特記事項 |
: |
6月6日にセッション「圏外環境における閉鎖生態系と生物システムおよびその応用」を開催し、口頭発表4件とポスター発表5件を実施。
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2.2021年度生態工学会年次大会(主催)
日 時 |
: |
2021年6月25日(金)~6月26日(土) |
会 場 |
: |
オンライン開催 |
参 加 数 |
: |
92名(会員52名、学生会員5名、非会員11名、非会員学生23名)
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特記事項 |
: |
総会、表彰式、受賞者講演、口頭発表セッション、ポスターセッション、オーガナイズドセッション、特別講演会、若手の会、懇親会をオンライン会議方式で実施した。また、タイ国カセサート大学との国際シンポジウム、次世代応援シンポジウム2021を会期中に開催した。なお、一般研究発表セッションの口頭発表は9件、ポスター発表は14件であった。
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3.日本マイクログラビティ応用学会 JASMAC-33(関連企画)
日 時 |
: |
2021年10月14日(木) |
会 場 |
: |
オンライン開催 |
参加人数 |
: |
112名(会員52名、学生会員31名、非会員29名) |
特記事項 |
: |
オーガナイズドセッション OS1「宇宙惑星居住科学」(関連学会)において1件、OS2「ECLSSの展望」において5件の研究発表を行った。学生からの積極的な質問が後を絶たず、若い人が大いに興味を持っていることが明らかとなった。
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4.第65回宇宙科学技術連合講演会(共催)
日 時 |
: |
2021年11月9日(火)~11月12日(金) |
会 場 |
: |
オンライン開催 |
参加人数 |
: |
112名(会員52名、学生会員31名、非会員29名) |
特記事項 |
: |
オーガナイズドセッション「宇宙で生きる!~宇宙居住と物質循環~」を実施し、17件の研究発表を行った。若手を中心に熱心な質問が数多く出て、ECLSSブームを感じさせる。金井宇宙飛行士もほぼ終日聴講しており、今後益々の生態工学、ECLSSブームの盛り上がりが期待される。 |
5.生態工学シンポジウム(主催)
日 時 |
: |
2022年3月18日 |
会 場 |
: |
オンライン開催 |
参加人数 |
: |
53名(会員(関連団体含む) 20名、一般 4名、学生 29名、取材1社) |
特記事項 |
: |
「食の最新技術、ゲノム編集食品は未来の食卓を変える!」をテーマに3件の講演を実施した。学生を中心に数多くの聴講があり、活発な質疑が行われ盛会であった。次年度も関連するテーマでのシンポジウムを検討することとした。 |
6.定例研究会
本年は、賛助会員として新たに入会頂いた企業の方に事業内容を紹介頂くとともに、学会に対する要望など意見交換をすることを目的として実施する。
第1回定例研究会
日 時 |
: |
10月22日(第2回理事会後) |
タイトル |
: |
荏原製作所の会社紹介 |
演 者 |
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(株)荏原製作所次世代事業開発推進部 小杉庸平氏
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第2回定例研究会
実施無し |
7. その他
2021年7月より、日本マイクログラビティ応用学会から依頼があり、外部編集委員として編集委員会に参加している。これまで、オンラインで3回出席したが、他学会のメンバーと交流できる機会となっている。
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(4)表彰委員会 |
1.表彰式の実施
2021年6月25日、オンラインにて開催された2021年度年次大会にて、以下の通り表彰した。
- 【生態工学会賞学術賞】
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土肥 哲哉 氏
バイオマス利活用の技術開発と普及促進
- 【生態工学会賞功労賞】
-
伊能 利郎 氏
生態工学会の学会運営に対する貢献
田村 治美 氏
生態工学会の学会運営に対する貢献
- 【論文賞】
-
宮内 達也 氏
Weather generatorで生成した気象値が生態系プロセスモデルによるバイオマスおよび水収支推定に与える影響
- 【奨励賞】
-
戸田 清太郎 氏
クロロフィル蛍光画像計測ロボットを用いた日単位の茎伸長計測
- 【優秀講演賞】
-
高瀬 由杏 氏
理科教育にも提供可能な簡易型3D-クリノスタット
戸田 清太郎 氏
R-CNNを活用したスマートフォンによるイチゴ個体群の生育調査
島田 明典 氏
低圧環境下での可溶性糖の蓄積と窒素吸収がトレニアの生殖成長に与える影響
2.被表彰者の選考
2022年度被表彰候補者について審議し、以下の通り選考した。
- 【特別功績賞】
- 北宅 善昭 氏
「宇宙閉鎖生態系での生命維持のための物質循環型植物生産システムの構築」
- 【生態工学会賞(学術賞)】
- 遠藤 良輔 氏
「多様な生体情報を利活用した資源循環型物質生産システムの開発」
- 【奨励賞】
- 奥岡 佳純 氏
「近赤外線遮光資材下で栽培したワサビ根茎の生育とアリルイソチオシアネート含有量に及ぼす透過光の影響」
- 劉 宇 氏
「Assessment of naked barley leaf SPAD values using RGB values under different growth stages at both the leaf and canopy levels」 (異なる生育ステージにおける葉と郡落レベルで得られた裸麦葉のRGB値に基づいたSPAD値の推定)
- 泊 由紀子 氏
「Effects of Supplemental Irradiation of UV-A, Blue, and Far-red Light with Red Light on the Growth and Functional Components of Perilla frutescens」 (赤色光へのUV-A、青色光、遠赤色光の付加照射がアオシソの生育と機能性成分に与える影響)
- 山岸 鈴香 氏
「Determination of the Soluble Solid Content and Acidity by Prediction Models for Different Colored Tomato Fruits using a Small Device for Visible and Near-infrared Spectroscopy Analysis」 (可視・近赤外分光用小型デバイスを用いた果皮色の異なるトマト果実用予測モデルによる可溶性固形分と酸度の決定)
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(5)広報委員会 |
1.SEE Quick配信(メール配信)の運営
SEE Quick配信依頼に対する取り扱い方法の運用を通して、会員および関連学会からの情報の速やかな配信業務が成し遂げられ、2021年4月1日から2022年3月31日までに95回情報提供を行った。
2.HPの内容の更新
会員および一般の方へ、生態工学会の情報伝達を迅速に行うことを目的に、HPコンテンツ確認作業を行い、適宜内容を更新した。
3.生態工学会リーフレットの改訂
企画委員会の協力のもと学会の広報に活用可能なリーフレットを更新し、HPに公開した。
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(7)事業推進委員会 |
本年度は産学連携を活性化させる仕組みづくりの検討を中心に活動した。
検討内容
《連携先の探索》
・学会関連・・・アカデミア中心の運営
・同学会内:企業会員との交流、情報交換の場の設定→まずは支部活動の活性化
・他の学会
・学会以外の団体
同業者によって組織された団体で、当該業界の親睦、地位・技術の向上、発展などに寄与するための活動を行う
・その他の団体、組織
・資格関連
・技術士会
・技術のエキスパート集団であり、企業に勤める人が多い
・継続的な資質向上に努めることが求められることから、研究開発にも前向き
《PRの実施》
・ダイキン工業内の技術士会からの紹介で、技術士会より講演機会をいただけたので、その折に生態工学会の活動内容のPRを行なう。
・他の学会や団体の行事参加と生態工学会のPRや相互乗入れ化により、活動の活性化を目指すと同時に会員増強を目指す。
活動結果
日時:12月18日 10:00~11:00(オンライン)
内容:技術士会衛生工学部会の例会で講演『植物工場空調の現状と課題』を行ない、そこで生態工学会の活動をPRし、学会入会の勧誘も行った。(受講者32名、下記は紹介内容)
・受講された方からオフィスに植物工場を設置したいとの相談をいただいたので、設置に向けた具体的な取組みを開始した。(今後、都市農業の新たな切り口として、植物工場の市場拡大に向けた検討を進めていきたい。)
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(8)次世代科学社会活性化委員会 |
1.継続して男女共同参画学協会連絡会の運営委員としての活動を行っている。連絡会内で男女共同参画問題洗い出しWGを宇宙生物科学会と共に進めている。
2.当委員会が開催する「次世代科学社会応援シンポジウム2022」を、生態工学会年次大会にオーガナイズドセッションのひとつとして開催を予定し、申し込みを行った。
3.本委員会は、日本宇宙生物科学会・科学者生活委員会と協力しあい、世代を超えて話し合える場として「NAGOMU」会を提供し、10月22日より正式に月一度の頻度でこれを始めた。既に7回行った。各開催時前には、生態工学会会員各位にお知らせを配信して頂いている。
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(9) CELSS委員会 |
1.日本航空宇宙学会「JSASS宇宙ビジョン2050 2021年度増補版」を作成した。
「人間が定住する月拠点建設へのロードマップ」と題して月の縦孔に生態工学を活用した恒久的「月の縦孔地下基地」の建設に関して検討した。2023年度に日本航空宇宙学会誌に掲載予定である。
2.第65回宇宙科学技術連合講演会(共催)
日 時 |
: |
2021年11月1日(木) |
会 場 |
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オンライン開催 |
特記事項 |
: |
オーガナイズドセッション「OS-7-1 JSASS宇宙ビジョン2050増補版」を実施して以下の内容を発表した。 |
3S02 JSASS宇宙ビジョン2050増補版 -月面基地- 桜井 誠人,後藤 大亮(JAXA),白坂 成功(慶応大),河野 功(JAXA),田中 宏明(防衛大),上野 誠也(横国大)
3.日本航空宇宙工業会(SJAC) 講演会(関連情報)
日 時 |
: |
2022年2月3日(木) |
会 場 |
: |
日本航空宇宙工業会(SJAC) 第一&第二会議室 |
参 加 者 |
: |
航空宇宙業界関係者、会場10名程度、リモート50名程度が参加
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特記事項 |
: |
日本航空宇宙工業会(SJAC)より依頼を受け、日本航空宇宙学会河野会長をはじめ宇宙ビジョン担当者が日本航空宇宙学会(JSASS)宇宙ビジョンを発表した。月の縦孔を利用した月面基地に関しても紹介した。
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4.ムーンビレッジ(日本版)(アーキテクチャー分科会) (関連情報)
日 時 |
: |
2022年1月25日(火)18:00-19:00 |
会 場 |
: |
オンライン開催 |
参 加 者 |
: |
6名程度 |
特記事項 |
: |
日本版ムーンビレッジのアーキテクチャー検討を行っている。
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5.Moon Village Association(Architechture分科会) (関連情報)
日 時 |
: |
2022年1月25日(火)日本時間22時~2時 |
会 場 |
: |
オンライン開催 |
参 加 者 |
: |
リモート30名程度が参加 |
特記事項 |
: |
日本航空宇宙学会(JSASS)宇宙ビジョンを英語にて発表した。海外の参加者にも六ヶ所村の研究は有名であった。 |
6.国際宇宙産業展ISIEX(国際ロボット展の併設企画) (関連情報)
日 時 |
: |
2022年3月9日(水)~3月12日(土) |
会 場 |
: |
オンライン開催 |
来 場 者 |
: |
4日間合計で62,388名(但し:国際ロボット展の来場者、実数は3割程度) |
特記事項 |
: |
「月の縦孔地下基地」に関するパネル展示、CG(3D 体験コンテンツ)、ダイモン社の月面開発計画、鹿島建設、竹中工務店などの展示 |
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(10) 宇宙事業推進担当委員会 |
1.5/9にアイデア抽出、意見交換会を実施し、下記の意見を得た。(櫻井、宮嶋、新井、中根理事にご協力いただいた。)
(ア) 助成金の獲得を目標として、事業計画を策定する。
(イ) 現状では申請できる助成金が少ないので、助成金を予算化して貰うロビー活動も必要。
(ウ) 宇宙旅行を行った前澤友作氏にお金を出して貰えるような企画を考える。
(エ) 農業に絡めれば比較的ビジネスに結び付きやすい。
(オ) 生態工学会は法人格を持たないので、どのような建て付けで助成金等の申請を行うか検討が必要。
(カ) 関連団体との連携の具体的な案として、日本火星協会で検討している火星有人活動シンポジウム(名称としては宇宙居住シンポジウムとした方が、参加者が多く集まる可能性有り)の共催について検討中。⇒生態工学シンポジウムと内容が被ると参加者が分散するので注意が必要。
2.本会以外の生命維持、CELSS、宇宙居住ビジネス関連の活動団体紹介
① 一般社団法人 SPACE FOODSPHERE( https://spacefoodsphere.jp/)
本会会員も複数名メンバーとして参加し、農水省の「月面等における長期滞在を支える 高度資源循環型食料供給システムの開発」戦略プロジェクト等に参画。
② 宇宙居住ビジネスWG/ニュースペース研究会
本会会員も複数名メンバーとして参加し、2ヵ月に1回程度会合を行い、月面基地運用管理システムの検討等を実施。
③ フロンティアビジネス研究会
数十社が参画。今年度WGが再編され、プロジェクト指向グループとして水素利活用WG等、将来像検討グループとして地球-月経済圏・SDGs WG、月面生活 WG等が結成された。本会は、企業以外は参加不可。
④ 有人与圧ローバが拓く“月面社会”勉強会
参加団体100社以上。地産地消等、各チームに分かれて検討を実施。数ヵ月に1回全体報告会を実施。
⑤ スペース・コロニー研究開発コンソーシアム
⑥ 月惑星に社会を作るための勉強会(ムーンビレッジ勉強会)
月1回勉強会(講演会)を開催。本会会員も複数名講演を実施。本年度よりアーキテクチャWG、ビジネスWG、社会科学WG、人文科学WG、ライフサイエンスWGに分かれて活動を実施。
⑦ NPO法人日本火星協会
月1回勉強会を開催。無人・有人火星探査プロジェクト、月・火星居住模擬基地の調査等を実施。
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(11)各支部活動 |
【北海道・東北支部】
【関東支部】
本大会準備の情報交換をメールベースにて行った。
【中部・東海支部】
日本生物環境工学会東海支部,日本農業気象学会東海・北陸支部との共催にて、中部支部会を開催した。
日時:2021年11月18日(木)
場所:オンライン開催(Zoomミーティング)
参加者:32名
1.研究発表
【座長】貫井秀樹(静岡農林技研)
1)物体検出アルゴリズムを用いた茶園設置トラップ捕獲害虫の種同定と個体数計測
和田憲親 1・佐藤安志 2・須藤正彬 2・鈴木静男 1
(1沼津高専,2農研機構)
2)静岡県におけるワサビの夏季育苗の実態調査
風岡菜月 1・久松奨 2・片井祐介 2・谷晃 1
(1静岡県立大,2静岡農林技研)
3)パイプハウス用の簡易設置型回転式ベンチレーターの換気能力
林由紀乃 1・嶋津光鑑 2
(1岐阜大学自然科学技術研究科,2岐阜大学応用生物科学部)
4)営農型太陽光発電における日射量推定と果樹の光合成特性
佐藤香奈子 1・山本裕太 1・杉山愛莉 1・谷晃 1
(1静岡県立大学)
【座長】嶋津光鑑(岐阜大学)
5)二酸化炭素濃度,光強度および培養液濃度がワサビ苗の生育に及ぼす影響
深津俊也 1・貫井秀樹 2・谷晃 1
(1静岡県立大学,2静岡農林技研)
6)近赤外光がリーフレタスの生育およびチップバーンの発生に及ぼす影響
大内誠直 1・熊崎忠 1・東海林孝幸 1
(1豊橋技術科学大学)
7)密閉式光合成計測システムによるイチゴ個体群光合成の評価
大石直記 1・二俣翔 1・山際豊 1・貫井秀樹 1・柳瀬恵 1
(1静岡農林技研)
【座長】斎藤琢(岐阜大学)
8)ヤシ類のイソプレン放出能の簡易評価プロトコルの検討
岡本啓志 1・張庭維 1・谷晃 1
(1静岡県立大学)
9)Isoprene emission characteristics of bamboo species
張庭維 1・小杉緑子 2・柴田昌三 2・久米朋宣 3・片山歩美 3
奥村智憲 4・焦麟杰 2・陳思羽 2・許定康 2・劉芷寧 2
(1静岡県立大,2京都大,3九州大,4大阪環農水研)
【関西支部】
<日本農業気象学会近畿支部との合同シンポジウム開催>
昨年はコロナの影響もあり、中止となりました恒例の日本農業気象学会近畿支部との合同シンポジウムですが、今年は下記のとおりにオンラインで開催いたしました。
【日 時】12月10日(金) 15:00~16:00
【場 所】オンライン開催(Zoom)
【内 容】
15:00-15:30
「近畿における気候推移と人々の暮らし」
青野靖之(大阪府立大学大学院生命環境科学研究科)
15:30-16:00
「植物工場空調の現状と課題 ― 完全人工光型植物工場の空調 ―」
伊能利郎(㈱ダイキンアプライドシステムズ)
【参加者】17名
【コメント】
・短い準備期間ではあったが、例年どおりのメンバーにご参加いただけた。
・植物工場の講演では受講された方より、都市農業の今後の展開を図る上でもオフィスへの植物工場設置が有用ではないかとのご提案をいただいた。また、後日行った別の団体の講演会でもオフィスへの植物工場設置についての同様の相談を受けた。
・今後、オフィスに広がるWELL認証※取得への評価や加点の対象にもなることから、今回のシンポジウムを機にウェルネスと都市農業とを融合した新たな切り口で、植物工場の市場拡大に向けた検討を進めていきたい。
※.米国のDelos社が2014年に開発した建築物の空間評価システムで、人間工学的な側面の評価だけではなく、その空間で過ごす人間のウェルネスを重視していることが特徴。
【中国・四国支部】
四国支部の会員情報を整理し、会員サービスについて検討した。
【九州・沖縄支部】
・生態工学会年次大会の参加の呼びかけ
・継続的な会員募集(持続的な活動のために)
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